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ここから2014年だぜ☆! AIMSでありきたりなゲームを作る方法を研究していくぜ☆!
デジゲー博 反省会
〜デジゲー博でのぐれーすけーるを振り返る〜
2013年11月17日 デジゲー博。
第0話 情報の少ないAIMS
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むずでょ 「イベントで出展してみると ぐれーすけーるの
こんな絵がへたくそで、ゲームも単純で、すっぴんのCDでも
百円を出してでも買う、というような事態が 目の前で起こったぜ☆」
そこから 3時間 考えた。
近くのスペースの D.N.A.Softwares というサークルは既に有名で、そのスペースには既に有名な AIMS本 が置かれており、
それでいて AIMS の情報が少なく、
│
↓
情報がありそうなのが その近くで AIMSで作りました、 ソース付き と書いてあるぐれーすけーるのスペースぐらいで、
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何か不安でためらった。
むずでょ 「という流れだと推測するぜ☆
つまり、他に無いから 悩んで百円出した☆ そんなところだろう☆
AIMSの情報の少なさ。これが たまたま今回の『ぐれーすけーる2013』の頒布に好条件だったと 私は理由付けするぜ☆
では、次は? それを思う前に今回を振り返ってみるぜ☆」
第1話 妖精の書いたスクリプト
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むずでょ 「このCDにはソースも付くぜ☆ すぐ改造できるぜ☆ 百円だぜ☆」
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│
│
↓
お客さん 「ソースコードを見せてください」
│
│
│(ソースコードを開き、解説しながら)
│
↓
むずでょ 「うわっ☆ これ誰が書いたスクリプトなんだぜ☆ (他人事のように
何をしている変数なのか分からないぜ☆」
│
│
│
↓
お客さん 「ふむ」
│
│
│
↓
むずでょ 「お客さん、これを すぐ改造できる人はいないぜ☆
ソースコードはもっと分かりやすく書くぜ☆……(汗)」
│
│
│
↓
有料頒布枚数 +1枚
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→イベントで講釈垂れるシチュエーションを想定して、スクリプトは書き直すぜ☆
第2話 空飛ぶ記憶
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むずでょ 「このCDにはサンプル・プログラムがいっぱい入っているぜ☆ 百円だぜ☆」
│
│
│
↓
お客さん 「他にどんなプログラムがあるのですか?」
│
│
│(フォルダーを開き、解説しながら)
│
↓
むずでょ 「例えば キャラクターが ロールプレイングゲームのように
歩き回るものがあるぜ☆!
この『039_走る夢美と当たり判定2』というフォルダーの中には
あれ? 何も入っていませんな☆」
│
│
│
↓
お客さん 「ふむ」
│
│
│
↓
むずでょ 「何でフォルダーの中に何も入っていないんだぜ☆
こういうこともあります☆(汗)」
│
│
│
↓
有料頒布枚数 +1枚
───────────
→飛んだファイル『039_走る夢美と当たり判定2』
→飛んだファイル『101_キーコンフィグ』
第3話 謎のギャップ
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むずでょ 「このCDに入っているゲームは、ゲームエンジンAIMSで作ったんだぜ☆ 百円だぜ☆」
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│
↓
お客さん 「AIMSは知っています。最近イベントで見たので」
│
│
│
↓
むずでょ 「えっ!? AIMSを知っているのかだぜ☆
D.N.A Softwares と、AuSystem ぐらいしか使ってる人を見たことがなかったので
AIMSを知っているのは 自分を含めて 3人しかいないのかと思っていたぜ☆」
(POPに極太マーカーで“AIMSで作りました”と書きながら)
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│
│
↓
有料頒布枚数 +1枚
───────────
│
│
│(館内をうかがう むずでょ)
│
↓
むずでょ (D.N.A.Softwaresのスペースで AIMS本が数冊減っていたぜ☆
これは
AIMSマスターが現れ、AIMSを使っていること以外にウリがない ぐれーすけーるが崩壊する 流れ☆
ここまでか☆)
│
│
│(飲み会にて)
│
↓
飲んでいる人 「効果音の技術は公開したいんですけど、
説明書を書くのが大変なんですよね。
図を描いたり」
│
│
│
│
↓
むずでょ (2014年は、
図付きで技術説明ができるフリーソフトを公開した、AIMS使用ホームページ ぐれーすけーる誕生の流れ☆
マイクロソフトの OneNote が強敵だぜ☆)
第4話 伸びる耳
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むずでょ
│
│
│(耳を伸ばしながら)
│
↓
別スペースのお客さん 「ゲームエンジンのサポートが切れるということは無いでしょうか?
せっかくエンジンの使い方を覚えても サポートが切れると 勉強のやり直しになってしまいます」
│
│
│
│
↓
むずでょ (サポートが切れない製品とか無いぜ☆
サポートが切れる前に 光速で成果を出して 一儲けするしかないぜ☆
Luaスクリプトは、知られていないだけで、
習得が容易だぜ☆
これはすぐ改造できるAIMSのLuaサンプル・スクリプトを無料配布している
ぐれーすけーる が勝つ流れ☆ さあこい)
│
│
│(通り過ぎる客)
│
↓
有料頒布枚数 +0枚
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→Lua言語を 習得が容易な言語として 有名にさせようぜ☆
→作戦名『2日で覚えるLua言語』☆
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第5話 戻ってくる客
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お客さん 「1枚ください」
│
│
│(頒布物の講釈要らず)
│
↓
むずでょ 「はい。百円だぜ☆ フォルダーがいっぱいあるので探してください」
むずでょ (1回スルーして戻ってきて入手するのが流行りらしいぜ☆
これは前評判で調べてきた客ではなく、イベント会場の現場で入手する気になった店頭客☆!
あんなグラフィックっ気のない ぐれーすけーる のスペースの机上にどんな魅力があったんだぜ☆?)
有料頒布枚数 +1枚
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→ここで戦力を評価してみるぜ☆
戦力
★★★★★(このあたりはオカルトだぜ☆)
運だけ〜
・
2Dゲーム好きが高じてたまたま勉強していたゲームエンジンAIMSの作者が今回のイベントの主催で、発表の場が作られた (※…超ラッキー)
主催者の強運
・
艦これイベントと隣接開催 (※…超大活躍。お客さんが減らなかった)
本人のやる気
・
『霊が降ってくる』 (※…今回の主力、かつ、貧乏神。
この作品がなければ、このCDは無かったという
作者のモチベーション的な意味で メイン作品なのだが、一番意味不明だった。
内容物としては必要だが、お客さんの心を促すものとしては
むしろ隠して見せない方がよく、他の作品を見せた方がいい)
戦力
★★★★(ここから計画性だぜ☆)
一点張りした作戦と、ボードゲームで言うところのラッキーな初期配置
・
D.N.A.Softwaresのスペースの近くの配置 (※…超大活躍。講釈を垂れるのに利用。お客さんの入手理由=AIMS)
・
売り物でもないのに置いてあるAIMS本と、POP「これで作りました」 (※…超大活躍。お客さんの入手理由=AIMS)
・
POP「ソース付き」 (※…超大活躍。お客さんの入手理由=AIMSを使ったソース)
客の心にリーチが届く働きかけ
・
むずでょの『お燐のシタイでしたい』ゲーム実演 (※…超大活躍にして大殊勲章、神ゲー。これをしていなかった時間帯は人がスルーしていた)
・
ノートPC 1台 (※…超大活躍。ゲームの実演と、CDの内容をその場で見せた)
・
スーファミ風PCゲームパッド 1個 (※…ファミコン風の2ボタンの方が良かった)
充分な補給
・
潤沢に積み重ねられた頒布物のCDの円盤 (※…必要。弾が無ければ鉄砲は撃てない)
戦力
★★★
お客さんの入手したいという気持ちをもう1つ後押しする付加価値
・
POP「サンプル43本ほど入り」 (※…大活躍。「他にどんなものが入っているのですか」といった質問が来た。
デジゲー博の前日の土曜日に43フォルダー用意するという判断が、1本につながった)
・
B5原画ファイル (※…ゲームで使われている素材として、差し替えられるという講釈で活躍。
1本にはつながった感がある。デジゲー博当日の朝に時間ぎりぎりまで準備した)
・
鑑賞ソフト『夢美のじっけん』 (※…講釈で利用、1本入手されるきっかけになった。デモ画面としては無力)
戦力
★★
・
POP「百円」 (※…効果不明だが必要。「100円」よりは文字数が少なく、大きく強調して書けた)
・
POP「・す・ぐ・改・造・で・き・る」 (※…効果不明)
戦力
★
・
B5ゲームの挿絵 2枚 (※…意味不明。邪魔で撤去)
・
POP「100円」 (※…効果不明。「百円」よりは文字の数が多く、場所を取るので撤去)
評価
───────────
→机上の魅力というより、AIMSに向かう、流れだろう☆
私の人生は流れ☆
第6話 2014年へ
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@抜け出る
むずでょ 「
“誰か”にとっての1番へと、抜け出たいわけだぜ☆
例えば、コンビニ
と言えばローソン、 飲み会
と言えば庄や、 がっつり食べるラーメン
と言えば二郎、
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将棋
と言えば羽生さん、 プロゴルファー猿
と言えば旗包み、 CPU
と言えばCore i5、
~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~
のように、ひとや年代によって違うにしろ、すぐ名前が出てきやすいポジションを押さえておきたいのは
性(サガ)なんだぜ☆」
むずでょ 「そこで、
AIMSと言えばぐれーすけーる というポジションを狙っているのは
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水道の蛇口の下にバケツを置いて水が流れ出てくるのを待ってる、ような
私に取っては自然な 方法だぜ☆
ここで、水=“AIMSの情報を欲している人”、バケツ=“ぐれーすけーる” にあたる☆」
A自分に向いているポジションに収まる
むずでょ 「では、その水道には水が多いのか? という疑問については、
水量が多いからバケツを持って待ち構えているというわけではない、
と答えるぜ☆」
むずでょ 「私は2Dの同人PCゲームにしか興味がないが、
2Dの同人PCゲーム、と書かれた水道が少ないから
そこにいるだけだぜ☆
お金を稼ぐことを目的とするのなら 就職するだけで満足なはずだぜ☆
しかし、就職を探しながら、それとは別に、なぜか 2Dの同人PCゲームを作ろうとしている」
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B自分の、供給できるエネルギー量を把握する
ゲームを作ろうとしている ≠ ゲームを作る
むずでょ 「2Dの同人PCゲームを作りたい人なら、
作りたいという熱意で一直線に 完成に向けて作るだろう☆
私の場合、
衝動的な熱意が足りないので、
どうやってゲームが作られているのか調べようとする☆
作られたゲームよりも、ゲームが作られている仕組みに驚く☆ 変だぜ☆」
───────────
C流れる
むずでょ 「ここで、
普及理論を持ち込むぜ☆
マイナーなAIMSを、どうやって流行らせるか、についての話しだ☆
というか、実はもう流行っている、というのなら 以下の話しは無駄に終わる☆」
むずでょ 「AuSystemのしゃちょさんや、天空時計の瑞垣苗木さんは AIMSを一番乗りに取り入れた人(イノベーター)なのだと思うが、
普及理論によると、
マイナーなものを流行らせるには、イノベーターの登場だけでは影響力がそれほどない、と話が終わってしまう」
むずでょ 「普及力が爆発するのは、土地を慣らす人(アーリーアダプター)の登場だという☆
私が狙っていくのはアーリーアダプターだぜ☆」
『アーリーアダプター』
http://www.itmedia.co.jp/im/articles/0502/24/news129.html
むずでょ 「説明しよう☆
来年か、それとも再来年か☆? これから どんどん 頭のいい人が登場する☆
そして アーリーアダプター に質問をしてくるんだぜ☆
“こんな風にしたいんですけど、どうするのが一番で間違いがないですか?”
みたいな☆ それに答えられるようになっておけ、ということだ☆
こういう失敗があるから、こうした方がいいんだぜ☆、みたいな☆」
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Dずれを修正する
むずでょ 「もしそうだとすると、アーリーアダプターは 後続の人と、要望の違い(キャズム)にぶつかる☆
私は変なものを見つけて喜ぶが、 後続の人は 安全で無駄なく目的地に着きたいという要望の違い☆」
『キャズム』
http://www.itmedia.co.jp/im/articles/0706/01/news142.html
むずでょ 「ぐれーすけーるが次に目指すべきは、安全で無駄なく ありきたりなゲームを開発する方法の、見せ方☆
まあ、私がアーリーアダプターだったのなら、だが☆」
最終話 もっと先へ
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むずでょ 「アーリーアダプターとか何とか言って 頑張って ひとのために尽くしていてもストレスが溜まるだけなので、
自分の作品だと分かるような 毒を入れていくぜ☆」
to be continued?
またのお越しをお待ちしております